ログビルド、総合建設業の工藤建設株式会社にてリモート現場管理システムが全現場導入

湘南の建設会社社長(元現場監督)が創業したスタートアップ企業、株式会社 log build(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:中堀 健一、以下、ログビルド)は、総合建設業を展開する工藤建設株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:工藤 英司)の戸建て住宅の建築現場やマンション修繕管理などで、遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能なプラットフォーム「Log System」を全現場で採用することを発表しました。

工藤建設では、建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強化し、建築・施工現場を遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が出来るLog Systemを23年4月より導入。

この度、戸建て住宅事業とマンション修繕管理事業において、全棟でLog Systemの活用を開始しました。

建設業界で深刻化する人材不足や高齢化、長時間労働、属人的な管理体制、品質管理体制などの社会課題を解決する策として、Log Systemを採用。

このシステムにより、より一層、建設現場の品質・安全の管理レベル向上をしていきます。

また、生産性向上による働き方改革、女性活躍を含むダイバーシティ推進を促進し、働きやすい職場環境構築を推進します。

さらには、人の移動を減らすことで、脱炭素を含むSDGs実現に向けた取り組みにも寄与いたします。

Log Systemの活用

遠隔検査を通じて品質管理と安全管理を徹底し、同一基準でのチェック体制や細かなマイルストーン管理を実施しています。

リモート品質検査_専属スタッフが遠隔で全棟同一基準で検査実施リモート品質検査_専属スタッフが遠隔で全棟同一基準で検査実施

リモート安全管理・進捗管理_統一化されたチェックリストとマニュアルにより高いレベルで現場管理を実施リモート安全管理・進捗管理_統一化されたチェックリストとマニュアルにより高いレベルで現場管理を実施

システム導入により得られる効果

・本社機能による品質管理体制

・全棟で同一基準での安全管理の徹底

・現場管理者のスキルや経験によらない会社ルールとしての同一基準でのチェック体制

・Wチェックや細かなマイルストーン管理

・現場記録のデジタル空間化

・建設現場を360度VR空間化し、協力業者含めてクラウド現場空間で状況確認可能

・過去の施工履歴にも瞬時にアクセス

・施主がリモートで現場確認が可能になり、CS向上に

・保全管理強化

工藤建設株式会社 営業戦略室 金岡 裕之氏 コメント

当社の取組、課題に対し、log buildのプラットフォームが非常に合致しました。
社会と環境がますます速いペースで変化し、人々の住環境に対する価値観が変わるなか、工藤建設ではデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することにより、住まい領域における更なる顧客満足度と現場レベルおよび従業員全体の満足度(ES)の向上を目指してまいります。

株式会社リコー SmartVision事業センター所長 大谷 渉氏 コメント

建設業におけるDXが注目を集めている中、リコーでは360度画像を活用したプラットフォームサービス「RICOH360」をサービスベンダーやエンドユーザーの皆さまに提供し、業務フローの効率化と生産性向上に貢献しています。

工藤建設様には長らく360度カメラRICOH THETA(リコー・シータ)を、株式会社log build様にはLog WalkシステムにRICOH360をご活用いただいており、大変うれしく思います。今後もRICOH360の価値を継続して高め、建設業界の社会課題解決に貢献してまいります。

「Log System(ログシステム)」について

「Log System」は、ゼネコン、ハウジング、リフォーム、リノベーションなど多岐にわたる分野でリモート施工管理を実現するためのプラットフォームです。

広告レスにも関わらず、販売開始からわずか2年で累計16,000現場以上に導入されました。

さらに、専門オンボードスタッフが具体的なワークフローの提案から実行までサポートし、建設業界における現場管理のプロフェッショナルから高い信頼を受け、持続的なパートナーシップを築いております。

お客様全員が有料ユーザーでありながら、嬉しいことに解約率はわずか0.27%と非常に低い水準を維持しております。

サービス概要

・Log Walk(ログウォーク) : VR写真による360度のリモート現場管理アプリ(現場記録)

・Log Meet(ログミート) :遠隔での現場立ち合いに特化したリモート品質管理アプリ(遠隔臨場)

株式会社log buildについて

ゼネコン、ハウスメーカー、工務店、リフォーム、リノベーションなど幅広い領域でリモート施工管理を実現するためのサービス「Log System」を開発する建設テックのログビルドは、湘南の建設会社である(株)ecomo※1の建設テック事業部として発足し、2020年2月に創業。2021年11月には、プレシリーズAラウンドとなる総額約1億円の資金調達を実施。

代表プロフィール

株式会社 log build
代表取締役 中堀 健一 
KENICHI NAKABORI 


1971年生まれ。神奈川の高校を卒業後、会社員を経て都内の工務店で勤務し、26 歳で独立。自ら現場監督も経験したことから、建築業界における課題を見出す。自然素材の建築会社、株式会社ecomoを経営する傍ら、業界の未来を見据えた新しい仕組みを構築。

2020年2月、AI や VR Photo の開発、リモート現場立ち合いアプリ、リモート施工管理ロボットなどを展開する株式会社 log build を立ち上げる。建築業界に携わり約30年、業界DXの始め方や仕組みを伝えるべく全国の建設会社への講演も多数。

補足

株式会社ecomoについて

湘南の建築会社(本社:神奈川県藤沢市城南4-1-9、代表取締役:中堀 健一)
テクノロジーにより新しい働き方を実現するSmart Builders(スマートビルダーズ)を発足し、業界のDX化を牽引。

全国でも一番デジタルシフトが進み、オンライン体制が整っており、自社のノウハウを日本全国に広げる活動を実施。大手建材メーカー主催のセミナーや業界団体にて特別講師として登壇。
URL:https://www.ecomo-life.com/

工藤建設株式会社 プレスリリースはこちら

https://www.kudo.co.jp/topics/20230928_1.html

本リリースに関する報道お問い合わせ先

株式会社 log build 

COO 國吉 慶太

お問い合わせ:https://www.log-build.com/inquiry/