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大成建設が進める建物のスマート化に向けて、クラウド活用を幅広く支援

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Category：大成建設建築DX建築DX活用事例
Tag：クラウドセキュリティ建設DX

著者：BuildApp News編集部 - リリースくん

キンドリルジャパン株式会社（以下 キンドリル）は、大成建設株式会社（社長：相川善郎、以下 大成建設）が進める建物のスマート化を支援するため、BIM(Building Information Modeling)とIoTを融合した建物プラットフォーム「LCOS（LifeCycleOS）」や建物ライフサイクル管理サービス「LCMC（LifeCycle Management Console）」について、パブリッククラウド環境の構築や運用支援と、次期LCOSの開発支援を2022年9月から開始しました。

また、LCOSを利用するお客様向けヘルプデスクの提供について本年4月から試験運用を行っており、データ分析による検証を踏まえて本格展開を目指します。

大成建設は、ビルや施設の設備稼働情報に関する管理・運用の最適化を目的としたデジタル基盤として、2021年2月にLCOSをクラウド上に構築しました。また、2022年8月にLCMCの提供を開始し、サービスを拡充しています。

さらに、ISMSの国際標準規格であるISO27001やISO27017の認証を取得するなど、セキュリティ強化についても積極的に取り組んでいます。

これらの取り組みを加速して建物保守業務の効率化や不動産価値向上を推進するためには、安心・安全・安定の高度なクラウド環境の構築や運用と、サービス提供に必須となる顧客満足度向上のための優れたヘルプデスクが求められていました。

キンドリルは、パブリッククラウドの運用として、構成管理、インシデント管理、バックアップ運用といった運用作業支援を行います。また、次期LCOSの開発支援として、アジャイル開発やユーザーエクスペリエンスの開発といった構築支援を行います。

さらに、キンドリルの重要な技術領域の一つであるデジタルワークプレース分野として、ヘルプデスクの構築、運用の試験運用を開始し、集積できたデータを分析して、さらなる運用の向上を図る予定です。

キンドリルジャパン株式会社の社長である上坂貴志は次のように述べています。「大成建設様はスーパーゼネコンとしての建設プロジェクトにおける技術力と建物設備のエンジニアリング力を持ち、施設全体を対象とする一貫したサービスを提供しながら、人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりを進めています。

そして、これを加速させるのは、デジタルの力、ITとのさらなる融合であり、私たちのマルチ/ハイブリッドクラウド環境における知見、IoTやAIといった先進的な専門性、CX（カスタマーエクスペリエンス）向上に欠かせない最先端のヘルプデスクといった技術力です。

私たちは、お客様からの信頼に支えられ、複雑かつミッションクリティカルなシステムを30 年以上支援し、安心・安全・安定の高度なシステムを多様な形で幅広く支えてきました。

大成建設様をご支援することは、社会成長の生命線を目指すキンドリルにとって同じ思いを分かち合うことであり、まさに未来を築くパートナーとして共に建物のスマート化を推進し、次世代の社会基盤を支えていけることをうれしく思います」


以上

ご参考：

LifeCycleOS：業界初　BIMと建物の運用管理データを統合管理する「LifeCycleOS」を開発 ( https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2021/210201_5074.html )
LCMC：業界初　サブスクリプションによる建物ライフサイクル管理サービス「LCMC」を提供開始 ( https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2022/220812_8824.html )

キンドリル（Kyndryl Holdings, Inc.）について

キンドリル（NYSE: KD）は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。

詳細については、www.kyndryl.com  またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。