カシワバラ・コーポレーション、マンション大規模修繕工事のデジタル化を目指し業務提携
インフラメンテナンス、マンション大規模修繕事業などを行う株式会社カシワバラ・コーポレーション(本社所在地:山口県岩国市/東京都港区、代表取締役:柏原 伸介)は、ドローンによる建造物点検事業(可視光・赤外線)などを行う株式会社ドローン・フロンティア(本社:東京都荒川区、代表取締役社長:府川 雅彦)と業務提携を行うことで合意しました。
カシワバラ・コーポレーションは、25年間で7,056棟のマンション修繕実績(2023年7月末時点)を有し、
大規模修繕分野で確かな歴史と実績を積んでまいりました。近年ではドローンをはじめ、建設業界に新しいテクノロジーの風を吹き入れる事で生産性向上に繋がる課題解決を目指し展開しています。
今回、高精度な画像解析技術と赤外線ドローン調査において深い専門知識を持つドローン・フロンティアとタッグを組むことで、マンション大規模修繕業務の効率化を図ります。
ドローンを活用することで調査時のコスト削減、赤外線カメラを使用することで、壁面の温度差を利用して、肉眼では見えない不具合を検知することができるようになりました。
カシワバラ・コーポレーションは調査から工事までのプロセスを劇的に改善し、従来の方法では到達困難であった高所や細部へのアクセスが、ドローンの活用によって可能に。建築物の状態評価(建物点検)や修繕計画の策定、見積提示、工事の実施までを迅速且つ正確に、ワンストップで行うことができます。
一方、隣のマンションと隣接する狭い壁面など、ドローンが入れない箇所においては、ロープアクセス調査などの手法を活用し、建築物の立地環境に適した調査を行います。ロープアクセス打診との併用で、修繕計画の策定に必要な情報を取得し、より効率的且つ効果的な修繕作業を実施することができます。
今後、赤外線ドローンで収集したデータと実際の工事時の修繕データを統合し、建物の状態を予測するAIの開発を目指します。
今回の業務提携により、カシワバラ・コーポレーションは修繕業務のプロセスを大幅に改善し、お客様により良いサービスを提供することが可能となります。今後も両社協力して技術革新とサービス品質の向上に取り組んでまいります。
【カシワバラ・コーポレーションについて】
1949年の創業以来75年、「塗装」を軸とした産業インフラの維持・保全事業、業界No.1の実績を持つ石油化学プラント塗装のメンテナンス事業や、マンション大規模修繕事業、建築事業、内装リフォーム・リノベーション事業等の「住」の分野を中心とした事業を展開。日本の産業を支え続ける高い塗装技術を武器に、海外へも積極的に展開しています。
創立:1949年3月
本社所在地 東京本社:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス18F
岩国本社:山口県岩国市山手町1丁目5番16号
代表者:代表取締役 柏原伸介
事業内容:インフラメンテナンス、マンション大規模修繕、建築、内装リフォーム・リノベーション事業等
URL:https://www.kashiwabara.co.jp/
【株式会社ドローン・フロンティアについて】
ドローンを活用した建造物調査のリーディングカンパニーの1社として、マンションを中心にメガソーラーや公共インフラまで、日本全国で年間100件以上の調査を行っています。
点検以外でも企業でのドローン導入から運用までのコンサルティングや、ドローン国家資格講習も行うドローンスクールの運営、東京オリンピックや多くのTV番組でのドローン空撮など、ドローンの事業活用を幅広く展開。
法令順守、安全なドローン運航を自社はもちろんのこと、全国の1人でも1社でも多くへ伝承していくことを根底に、ドローンの産業活用を推進しています。
創立:2017年3月17日
本社所在地:東京都荒川区西日暮里1-60-12 CATS 2F
代表者:代表取締役社長 府川 雅彦
≪事業内容≫
・ドローンによる建造物点検(可視光・赤外線)
・屋根積算アプリ「屋根はかる君」の運営
・ドローンによるTV・映画等の空撮・映像制作
・ドローンスクール「UAS技能教習所 東京校(UST東京校)」の運営及びFC展開
・ドローン導入コンサルティング
・ドローン及び周辺機器の販売