大和ハウス工業、ISO 19650に基づくBIM BSI Kitemark認証を取得(ニュースリリース)

掲載日:

大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:奥村洋治、以下フジタ)は、2023年8月4日に、BSIグループジャパン(本社:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下 BSIジャパン)からISO 19650-1およびISO 19650-2(※1)に基づく「設計と建設のためのBIM BSI Kitemark(カイトマーク)」の認証を取得しました。
※1:ISO 19650はBIMを含む、建築および土木工事に関する情報の統合およびデジタル化
 ISO 19650-1:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:概念および原則
 ISO 19650-2:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産のデリバリーフェーズ

 ISO 19650は、BIMを使用して建設された資産のライフサイクル全体にわたって情報管理を行うための国際規格です。BIMレベル2(※2)と同様の原則と高レベルの要件がすべて含まれており、今回の認証取得により、当社におけるBIM導入の成熟度を示すことが可能となります。

 BIMは、デジタルモデリングを使用して、初期設計から建設、保守、最終的に廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体にわたる情報管理の仕組みです。3次元モデルを含む共通データ環境において、建物所有者、管理者、建築家、施工者間での円滑な相互理解、効率的な情報共有を実現します。

10月11日に行われた認証授与式

10月11日に行われた認証授与式

右:BSIグループジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹氏

左:フジタ取締役常務執行役員建築本部長 南口 聡

 当社は元請受託組織(※3)として、BIMを基軸としたDXを積極的に推進し、時代や環境の変化によりニーズが変わっても、お客さまが本当に必要とされる価値を、ご提案してまいります。

※2:英国政府は2016年4月以降、建物やインフラストラクチャーを含む中央調達政府プロジェクトに入札する建設サプライヤーに対して、BIMレベル2で作業することを要求しています。英国ではBIMの成熟度によって、レベル0からレベル3まで設定されています。
※3:元請受託組織 発注者の要件を受託(請負)し協力会社などに発注する組織